呉

この前時間ができたので、フェリーを利用してはじめて呉に行って来た。

早朝の便だったので人はまばらで、出張のサラリーマンが何人かと家族連れが1組。風が強い日だったためフェリーは大きく揺れていた。しかも曇り空だったのであたりはどんよりして、備え付けのテレビを無音でウクライナの大統領が身振り手振りで何か言っている。長引かないようにと祈るだけだ。

さて、呉にについて何も調べないで乗ってしまったので、何か目的を探そう。そうだ朝ごはんを食べよう。携帯で何件か出てきたうちの一件が10時からやっているのでその定食屋に行こうと決めた。

向かっている間に呉の暮らしぶりがある。まずは方言。松山よりもちょっと早口。

次にゴミ袋が赤い透明な袋。川のほとりの猫。水辺にいる猫なんか不思議だ。まだまだ知らない事がこの日本にはある。

そうしている間に定食屋に着き適当に腹を満たした。その中でもおでんは本当においしかった。店の漂う雰囲気が良いのは春休み中で手伝っている少年のかけ声。元気がよく早口で照れ屋。こういう風景を見る事ができ本当に良かった。呉にはまたいつか来るだろう。